■曽爾高原一面に広がる黄金のススキ
春の野焼きや夏の青い草原など四季折々に魅力がある曽爾高原だが、特におすすめのシーズンはススキが見頃を迎える10月上旬から11月下旬の秋である。秋の曽爾高原に一歩足を踏み入れると、まるで別世界に訪れたかのような幻想的な気分に。
時おり流れる風によってススキが揺れ動く光景は、その場所にいないと見ることができない圧巻の光景だ。陽光を浴びて輝くススキの姿だけでなく、音や匂いなど五感すべてを使って秋を感じてほしい。
昼に訪れると青空とのコントラストを、夕方に訪れると夕焼けに照らされたススキの姿を見ることができる。時間帯によってまったく違った景色を見ることができるため、秋のシーズンに何度も足を運ぶのもおすすめだ。街灯が少ないため、夜にはススキの姿を見ることができないが、真っ暗闇の中で満点の星空も楽しめる。