■各種設備やアメニティも充実のグリーン車
いよいよグリーン車の座席へ。革張りのアームレストで、 高級なマッサージシートのような座り心地。何時間座っていても疲れにくい仕様となっている。普通席は1列に5席のシートが並んでいるが、グリーン車には4席だけのため、ゆったりと過ごせるのが、普通席との大きな違いだ。
手元にはドリンクや携帯をおけるサイドテーブルを完備。特急列車等でよくみられる前面テーブルだと、席を立つ際には一度収納しなければならない。その点、このサイドテーブルは、離席の際にも邪魔にならずドリンクや軽食などを置いておけるので便利だ。
手元にあるコンセントもうれしい設備。スマートフォンを充電しつつこのサイドテーブルに置いておくこともできる。足元にあるフットレストは高さ調節もでき、移動時間をリラックスして過ごすのにも最適だ。
グリーン車にはブランケットのサービスも。上質な肌ざわりで、肌寒いと感じたときでも快適に過ごすことができる。
■車内の快適性も向上
車内は間接照明で、暖色系の光になっているため、より快適性が高まっている。この内装も従来のN700系から変化が見られる。シートの配色は落ち着いた茶色をベースとしており、モケットのさわり心地も高級なカーペットのようなきめ細やかな素材感だ。
■速度は285km/hを維持したまま移動していく
走行中でも驚くほど静かな車内だが、速度は最速285km/hも出ている。東京から新大阪(大阪)までたった1万円台で、移動ができるだけでなく、快適で最新鋭の技術を堪能できる東海道新幹線をぜひ利用してみてはいかがだろうか。