四国と言えば、四万十川。そこで旅のテーマは四万十川を眺めながらの鉄道旅をしてみるのはどうだろうか。いくつもの鉄橋を渡り、四万十川の川岸を走っていく予土線(よどせん)。また、予土線にはホビートレインとして、カッパをテーマにした「かっぱうようよ号」などのユニークな列車が複数運行されている。
そのなかでも、新幹線型の鉄道ホビートレインと名付けられたキハ32形気動車で旅をしてみた。初代新幹線0系をイメージしたホビートレインは、団子鼻とスカートを付けた、いかにも新幹線というルックス。車内には0系新幹線で実際に使われていたシートが採用されているなど本格仕様だ。そんな新幹線のラッピングを施した普通電車に高知県窪川駅から乗車し、四万十川に沿って愛媛県の宇和島駅まで向かう。
■途中駅で絶品! 天然の鮎をいただける人気の道の駅
窪川駅から乗車して、まず最初に降りたのが江川崎駅(えかわさきえき)。そんな江川崎駅から歩いて10分ほどで到着するのが「道の駅よって西土佐」。
「道の駅よって西土佐」では、四万十川の天然の鮎の塩焼きを食べることができ、野菜や果物などが購入できる直売所もある。
都会では天然の鮎は1匹1000円前後はするであろう高級品だが、ここではなんとワンコインでいただけることも。ぜひ、予土線で旅をする際は寄ってほしいスポットだ。
・施設情報
施設名:道の駅よって西土佐
住所:高知県四万十市西土佐江川崎2410-3
電話:0880521398
URL:https://www.yotte.jp/