関東でも一番初めに紅葉の見頃となる奥日光。なかでも「竜頭の滝」が最盛期を迎えています。人気のスポットであるため、週末には周辺の駐車場は混み合います。運動するには気持ちが良い今、散策コースのハイキングなんていかがでしょう。フォトスポットもあり、ゆっくり写真を撮りながらでも片道40分ほどです。ゴールの滝を眺めることができる茶屋で、ご褒美をいただくコースを紹介します。

■紅葉が見頃! 奥日光の「竜頭の滝」

竜頭の滝は近くで見ると迫力の水量だ

 10月に入って朝晩が冷え込むようになり、山は一気に色づきました。関東でもかなり早めに見頃を迎える奥日光。いくつかの滝が鑑賞できるスポットですが、なかでも「竜頭の滝」は二手に分かれる滝と紅葉の共演が美しいところです。

 鑑賞できる場所も上部から、横から、正面からといろんな角度から滝を眺められます。滝の正面には茶屋があり、紅葉の時期は特ににぎわいます。先日も『テレビ朝日“グッド・モーニング”』のライブ中継で紹介された有名スポットです。

 人気のため、週末は駐車場がいっぱいで渋滞になることもあります。そこで、赤沼もしくは三本松の駐車場からのハイキングがおすすめです。自然の中を歩くと心も身体もリフレッシュされますよ。

■カメラ片手に川沿いハイキング

戦場ヶ原をつなぐ木製の橋もフォトスポットのひとつ

 川沿いを歩くので、水の流れる音に癒されます。水の音は「1/fのゆらぎ」と呼ばれるリラックス効果をもたらす超音波が出ていて、心地よく感じるのです。フォトスポットが多い散策コースは人気のハイキングコースです。駐車場から竜頭の滝までは約35分。赤沼から「戦場ヶ原自然研究路」に入り、川沿いを歩くことになります。

 道は平坦ですが、ところどころ木の根が落ち葉に隠れているので注意です。何度か足が根っこに引っ掛かりヒヤヒヤしました。自然が残る道なので、歩きやすい靴で行きましょう。

自然の彩りに魅了され、いつまでも眺めていられる

 川沿いを歩くので、水の流れる音に癒されます。

 フォトスポットとなる橋があったり、小さな滝があったり。ついカメラを向けたくなる景色に出会えますよ。遠くから、近づいてみて、と夢中でシャッターを切るとあっという間に200枚ぐらい撮影していました……。

近づいてみたり引いてみたり好きなアングルで写真を楽しむ