■富士見平を経由し、桃太郎岩を眺めて下山
山頂からは来た道と反対方面、富士見平に向かう道を歩いて下山する。このコースは登りより少し勾配が急なので、ゆっくり慎重に岩場を歩こう。約1時間歩くと巨大な「桃太郎岩」が見えてくる。
桃太郎岩は大きな岩にぱっくり割れ目が入っているユニークな岩で、多くの登山客がここで写真を撮っている。筆者たちもこの桃太郎岩目当てに富士見平へ向かうコースを降ってきたので、しばし撮影タイムを楽しんでみた。
撮影タイムを楽しんだ後は、30分ほどなだらかな道を歩いて山小屋へ。ここも多くの登山客で賑わっており、軽食を楽しんでいる人が多い。ここからみずがき山自然公園までは1時間10分ほど。コーヒーを飲んだり軽食を取るなどしてエネルギーを充電して行くのも良さそうだ。
山小屋からは標識をしっかり確認し、瑞牆山荘ではなく、みずがき山自然公園へ向かう分岐を見逃さないようにしよう。分岐をすぎるとカラマツに囲まれた道をひたすら歩いて公園へ。ここからの道はなだらかなので、景色を楽しみながらゆっくり歩こう。
■この秋は絶景を眺めに瑞牆山へ行こう
コースタイムが5時間弱と少々長いものの、ここで紹介しきれないほどある奇石や紅葉、山頂からの大絶景が見頃で、景色に飽きることなく楽しめるのが瑞牆山登山の魅力だ。都心からアクセスが良好なため、多くの登山客で賑わっているのも頷ける。
駐車場からも見事な紅葉を楽しめるので、登山前からワクワクした気持ちが抑えきれなくなるのだ。この秋はぜひ、瑞牆山登山へ行って絶景を楽しんでほしい。