奥秩父山系の西側に位置する瑞牆山(みずがきやま)は、標高2,230mの花崗岩で形成された岩峰であり、尖峰をいくつも重ねた独特の形状をしている。
日本百名山のひとつであり、都心からアクセス良好な瑞牆山は紅葉の名所としても有名で、昨年の10月下旬に訪れた際には見事な紅葉に目を奪われた。
花崗岩で形成される瑞牆山は「大ヤスリ岩」や「桃太郎岩」などと名付けられた奇石がいくつかあり、クライミングスポットとしても有名だ。
登山コースにはクライミングポイントはないので、普通の登山のように森の中や岩場を歩いて山頂を目指す。瑞牆山の山頂は断崖絶壁の上の大きな岩で、360度のパノラマ絶景を楽しめる。
今回は奇石や紅葉を楽しみながら歩く瑞牆山登山の魅力を紹介しよう。