■「ながとトレイル」誕生の秘話
「ながとトレイル」は、長門市地域おこし協力隊が2017年から、地域の人々や住民たちと共に、約2年の歳月をかけて開通させたトレッキングコースである。
「ながとトレイル」発起人である一ノ枝亮輔(いちのえりょうすけ)さんは、日本一周1万2000kmを自分の足で走り切った鉄人だ。日本一周の後は親の実家がある山口県長門市にて地域おこし協力隊として活躍。最近では富士山・立山・白山の三霊山を巡礼する「三禅定」に挑戦したりと、かなりアクティブな方である。
「ながとトレイル」は一ノ枝さんが地域おこし協力隊員時代に、油谷半島の里山の有効活用方法として、既存の道に旧道や廃道をつなげていく方法で、トレッキングコースを完成させたということだ。
また、地域おこし協力隊と地域の人々や住民たちが協力した結果、油谷半島は観光地として盛り上がりを見せているだけでなく、地域側の受け入れ態勢も整ってきていることもあり、美しい海に魅せられた起業家たちが集まるスポットにもなりつつあるという。
一ノ枝さんは「ながとトレイル」についてこう語った。「それぞれ自分に合った楽しみ方ができるのも魅力。お互い気持ちよく、ながとトレイルを楽しんでいただきたいです。ぜひ油谷半島に遊びに来てください。」
■「ながとトレイル」帰りに海の見える隠れ家的古民家カフェ「Bliss Point」
カフェ「Bliss Point」は「ながとトレイル」の帰りにおすすめする寄り道スポットだ。道路からカフェは見えず、たどり着くには細い道を歩くしかない。看板も控えめなので、存在を知らなければたどり着けない隠れ家的古民家カフェだ。
なお、実はBliss Pointのオーナー遠矢(とおや)さんも、かつて北九州から油谷半島にやってきた起業家の一人。そんなカフェには「ながとトレイル」創設メンバーや地域の人々、住民たちに加え、海外からもカフェを探し当ててやってくる人が少なくないそうだ。
■油谷半島への行き方
油谷半島へは車かバイクで訪れることをおすすめする。国道191号のJR長門古市駅付近から山口県道66号を北上すると油谷半島。どこに行くかにもよるが、基本的に道標はあまりないので、訪れる際はナビが必須だ。また、場所によっては車では不便な細い道もあるので注意が必要である。
・ながと観光なび ななび(長門市観光コンベンション協会)URL:https://nanavi.jp/
・妙見山展望公園
・住所:〒759-4713 山口県長門市油谷後畑
■【MAP】妙見山展望公園
・雨乞岳
・住所:〒759-4405 山口県長門市日置蔵小田
■【MAP】雨乞岳
・東後畑棚田
・住所:〒759-4711 山口県長門市油谷後畑
■【MAP】東後畑棚田
・元乃隅神社
・住所:〒759-4712 山口県長門市油谷津黄498
・電話:0837-26-0708
・URL:https://motonosumi.com/
■【MAP】元乃隅神社
・千畳敷
・住所:〒759-4402 山口県長門市日置中1138−1
■【MAP】千畳敷
・二位ノ浜
・住所:〒759-4401 山口県長門市日置中1026−24
■【MAP】二位ノ浜
・海のそばのカフェ Bliss Point
・住所:〒759-4711 山口県長門市油谷後畑2237−6
・営業時間:月木土 11:00〜16:00
https://instagram.com/jojomiwa?igshid=19gum2slan82v