札幌観光の中心となる札幌駅。札幌市時計台や札幌テレビ塔、グルメスポットなどはあるが、自然を体感したい人にはちょっと物足りないところ。そんなときにおすすめしたいのが「北海道大学」!  今回は観光にもぴったりな「北海道大学のおすすめポイント」を紹介する。

■北海道大学札幌キャンパスとは

広大な敷地内には、観光客が散策できるエリアも(撮影:山崎 舞)

 今回おすすめするのは北海道大学(通称・北大)の札幌キャンパス。

 敷地がとにかく広大で、東京ドーム約38個分もの広大な敷地を有している。「講義と講義との移動には、自転車がないと間に合わない」という逸話もあるほど。

 それだけ広大なら郊外にありそうなものだが、実は札幌の中心部に立地。なんと札幌駅から徒歩10分で正門に到着するアクセスの良さが魅力となっている。

 構内は一般市民にも開放されており、2〜3時間の散策にぴったりなスポットだ。

■都会の中心とは思えない牧歌的風景

のどかな風景に自分が街の中にいることを忘れてしまうほど(撮影:山崎 舞)

 まずは北大構内の自然を楽しむスポットを紹介。

■ポプラ並木

北海道大学といえばポプラ並木の風景を思い出す人も多い(撮影:山崎 舞)

 特に有名なのが「ポプラ並木」だ。

 約250mにも渡り、ポプラの巨木がずらりと並ぶ景色は圧巻。もとは牧場の境界線として使われていたそうで、今も近くには北大で飼育している牛たちが過ごしている。

 緑の生い茂る夏場や、紅葉の美しい秋、冬には雪と樹とのコントラストが風光明媚だ。北大正門から奥まったところにあるので、ウォーキング気分で見学しよう。 

●ポプラ並木

住所:北海道札幌市北区北16条西12丁目

ホームページURL:https://www.hokudai.ac.jp/sub/inquiry/facility.html
※隣接する農場は立ち入り禁止