■4. 火の始末をする前に寝てしまう

少しずつ薪を足していくと火の調整がしやすい

 焚火や炭の火をそのままにして寝てしまうと、風によって火の粉が飛散し、最悪の場合火事につながりかねない。キャンプとなると、楽しさのあまりお酒をついつい飲みすぎてしまう。だが、火の始末はしっかりと行い、周りに迷惑をかけないようにするのは最低限のマナーだ。

 焚火の場合、就寝時刻から逆算して、最低でも就寝の1時間前には追加の薪の投入をやめよう。思いのほか鎮火に時間がかかることもあるので、火消し壺を準備しておくといい。

 水をかけて火消しをする方法もあるが、地面がドロドロになって、サイトを汚してしまい、後片付けが面倒になるので極力避けたい。

■5. キャンプ場利用規約をしっかりと理解していない

キャンプ場のマップをみてゴミ捨て場や炭捨て場を把握しておこう

 思い込みで誤った行動をとり、迷惑をかけてしまうことがあるため、キャンプ場の予約時、チェックイン時にしっかりとキャンプ場の利用規約を理解しておこう。

 例えば、ゴミの始末がそうだ。キャンプ場のある自治体によって分別や指定ごみ袋が異なるので、特に注意したい。

■まとめ

キャンプ場によってルールは異なるので、確認が必要

 家族や仲間と大自然のなかで楽しむキャンプは格別。利用者みんなが気持ちよくキャンプをするために、最低限のマナーは身につけておこう。

 ひとりひとりがルールを守ることで、平和なキャンプライフをおくることができる。