警視庁が運営する「警視庁警備部災害対策課」という漢字だらけのTwitterをご存じだろうか?  災害時やアウトドアに役立つ情報を発信しているので、参考にしているキャンパーも多いはずだ。どの情報も日々の生活にも活かすことができる有益なものばかりなので、ぜひ覗いてほしい。

警視庁警備部災害対策課 https://twitter.com/MPD_bousai?s=20&t=9h1aqKZ1bdUURv_rF265gw

 そんな警視庁警備部災害対策課が発信している情報で、アウトドアやキャンプで役立ちそうなものを実際に試してみたので、参考にしてほしい。

■常温の水で作るカップ麺

使用する水はミネラルウォーターがいいだろう(撮影:堀田篤史)

 火を使うのが面倒なときもあるキャンプ。また、非常時には火がないケースもある。そんなときには常温の水で作るカップラーメンがおすすめだ。今回挑戦したのは、カップヌードルのシーフード味。冷たくてもシーフードなら美味しいと思ったので、選んでみた。

水を入れるのは少し躊躇した(撮影:堀田篤史)

 常温の水を規定量まで入れる。作り方はお湯と同じ方法で試してみた。待ち時間は、熱湯なら3分だが、常温水なので20分待ってみた。

しっかりと麺はほぐれた(撮影:堀田篤史)

 20分経って中身を確認すると、しっかり麺はほぐれた。少し硬めだが、筆者は硬めが好きなので、ちょうどいい。今回は夏だったので、水温が低い冬だと、もう少し待たないといけないかもしれない。

 味は、お湯に比べると濃く感じた。スープが冷たいので、味を濃く感じるからだ。濃い味が好きな人にはいいだろう。

 警視庁警備部災害対策課が災害時に火が使えないときの、カップラーメンの食べ方を試してみたが、夏の暑い時期は、涼しく食べられる。新しい食べ方としては、筆者は美味しく感じた。 

■水で作るパスタ

用意するものはこれだけ(撮影:堀田篤史)

 パスタは、ジップロックに水といっしょに入れて作る。水は500mlでパスタは半分に折って入れやすいようにした。

水とパスタがしっかりと浸かればいい(撮影:堀田篤史)

 パスタはしっかりと水に浸ければいい。パスタの量によって水の量は調整する。

見た目は高級なパスタ(撮影:堀田篤史)

 2時間ほど待つと麺は柔らかくなっていた。警視庁警備部災害対策課Twitterの情報でも同じぐらいの時間は放置されていた。見た目は、生パスタのようで粉っぽい感じ。

人気のペペロンチーノ(撮影:堀田篤史)

 混ぜるだけのペペロンチーノにして食べてみた。食感はもちもち感もあり、コシがある不思議な味。粉っぽい食感は好みが別れるかもしれない。炒めてみるとまた違った食感になる可能性はある。

 正直な感想は、カップヌードルと違い、普通に茹でたパスタのほうが美味しい。でも、火が使えない状況で、パスタしかないときは有効である。