■東武ワールドスクウェア

東武ワールドスクウェアで見ることができるエジプト・ピラミッドのミニチュアスケール展示

 日光市鬼怒川温泉にある「東武ワールドスクウェア」は、世界中の有名な建造物を25分の1スケールでリアルに再現した世界建築博物館。東京スカイツリーや金閣寺からカンボジアのアンコール・ワットやギリシャのパルテノン神殿まで、世界遺産を含む102点のミニチュアの建造物が展示されている。

 実際に来園するまでミニチュアスケールで再現された世界の名所がどのような雰囲気なのかあまり想像ができなかったが、筆者の期待をはるかに超える展示の数々だった。

東武ワールドスクウェアでは、城の周りの人々も精巧に作られている

 展示で再現されているのは建造物だけでない。建造物の周囲には身長約7cmの小さな人形がいて、周囲の風景にもこだわって作られている。小さな人形は名所によってその土地の衣服を着ていたり、歴史上の有名な人物そっくりだったりと、個性豊かで細かいところに目を向けてみるのも楽しい。

 写真で見るよりもぜひ実際に訪れてみてほしい、作りの精巧さに世界中を旅している気分になれること間違いなしのワクワクスポット。

・東武ワールドスクウェア
住所:栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
電話番号:0288-77-1055
営業時間:9:00~17:00(3月20日~11月30日)、9:30~16:00(12月1日~3月19日) ※最終入園閉園1時間前まで
定休日:年中無休
入園料:当日券 大人(中学生以上)2800円、小人(4歳以上)1400円

公式サイト:https://www.tobuws.co.jp/

■日光珈琲 饗茶庵本店

日光珈琲の原点「饗茶庵本店」(画像提供:日光珈琲)

 日光市を中心にカフェやコーヒー豆・雑貨販売事業などを展開する日光珈琲。那須・日光旅の締めくくりにと筆者が訪れた日光珈琲饗茶庵(きょうちゃあん)本店は、路地奥にひっそりとたたずむノスタルジックな雰囲気に包まれた古民家カフェ。

ランチタイムメニューのキッシュプレート(画像提供:日光珈琲)
お店の名前の「KYO-cha an」カップ

 木の温かみを感じられるインテリアに落ち着いた照明で居心地の良さを感じられる。豊富なコーヒーメニューのみならず、スイーツやランチタイムのお食事メニュー(約1000〜1500円)もあり、筆者イチ押しはキッシュ。暑い日に食べたい日光天然氷のかき氷も。

 こだわりコーヒーを飲みたい人、レトロな雰囲気に惹かれる人にオススメなカフェ。

・日光珈琲 饗茶庵本店
住所:栃木県鹿沼市上材木町1737
電話番号:0289-60-1610
営業時間:11:00~19:00(LO18:30)
定休日:月曜日、第1・3火曜日(祝日の際は翌日)

公式サイト:http://nikko-coffee.com/shop/kyoucyaan

■首都圏から気軽に行ける那須・日光旅

 首都圏から1泊2日で気軽に行ける那須・日光旅、旅費も気になるところ。あくまで参考程度に、筆者が交通費としてかかった金額は、ガソリン代&高速代で約1万2000円だった(軽自動車1台)。大人2人のドライブ旅で、入園料や宿代込みで1人当たり2万5000円程度といったところだろうか。

 夏旅や週末旅にぜひ、那須・日光で癒されてみてはいかがだろう。