■白馬で爽快ラン&ハイク! OMM LITE完走レポート

●装備

レース時の装備。コンパスや救急セット、レインウェア等は必携品

 OMM LITEでは、安全のために所持品のルールが定められている。例えば、コンパスや救急セット、レインウェア、エマージェンシーシート、ライト、非常食など。ランニングやハイキングに適したウェアやシューズも必要だ。

●1日目(結果:370点/男女混合28位)

グリーンシーズンの白馬を駆け抜ける

 今回は男女5人チームで出場した。検温を終えて、10時すぎにレースがスタート。今回LITE部門に出場したのは全193チーム。猛ダッシュするチーム、わいわいと歩くチームなどさまざま。初日の気温は25℃ほどと快適な気候で、乾いた風が汗ばんだ服の中を抜けるのが心地よかった。

オレンジと白が目印のチェックポイント。専用のスティックを差し込むとチェック完了

 OMM LITEではオレンジと白のチェックポイントがエリア内に隠されている。場所によって10〜50点の得点が付けられ、比較的簡単なポイントを多く回るか、難しいポイントを目指すかはチームの作戦次第だ。

山の上にもポイントあり! トレイルランニング要素もあるOMM LITE

 ポイントがある場所は、田んぼのあぜ道や山の上などさまざま。私たちは最高得点である50点を獲得するため、泥だらけになりながら山を駆け登った。

残り時間や仲間の体調に合わせて、ルートや作戦を考えていく

 OMM LITEでは1日目5時間、2日目4時間の制限時間があるため、効率的に回るための作戦立ても重要だ。

 とはいえ道に迷ったり、バテてしまったりと作戦通りにいかないことが多いが、それもアドベンチャーレースの面白さ。チームで力を合わせて進んでいく。

白馬岩岳マウンテンリゾートのゴンドラ「ノア」からは美しい景色が楽しめる

 最後はゴンドラに乗り、標高1,289mのポイントを目指した。帰りのゴンドラを降りた時点で残り時間はあと2分!  猛ダッシュし、なんとか制限時間1分前にゴール。1日目の得点は370点、男女混合28位とまずまずの成績を残せた。

夜はチームメイトとBBQ。疲れた体に焼肉とビールが染みる

 15時頃に初日のレースが終了。その後は温泉で汗を流し、ベースキャンプでBBQを楽しんだ。頑張ったご褒美の焼肉とビールの美味しさは言うまでもない。手の込んだキャンプ飯を作るチームや、焚き火を囲んで語り合うチームなど、それぞれに心地よい時間を過ごす様子がみられた。