ウィンタースポーツの聖地として知られる長野県の白馬八方尾根。しかし雪のない春から秋にかけては、ゴンドラ山頂のうさぎ平が山の上のビーチリゾートに一変する。標高1,400mという場所にいながら南国気分になれる「白馬マウンテンビーチ」が現われるのだ。展望のよいビーチラウンジから山並みや山麓の景色を楽しめるうえ、サウナやジャグジーでリフレッシュもできる。夏の高原で非日常を味わえる、この爽快スポットの体験レポートを紹介しよう。
■標高1,400mでサウナを楽しむ
白馬村の街並みを見下ろすビーチラウンジエリアの一角にテントサウナとジャグジーが用意され、予約制で利用が可能。サウナの温度は約90度前後で、サウナストーンにアロマ水をかけるロウリュウをすることで、テント内は心地いい蒸気と香りに包まれる。ゆっくり体を温め、汗がじんわり浮いてきたらシャワーで汗を流して水風呂に。それからデッキのチェアでリラックス。これを約3回繰り返すことで、体が軽くなるような「ととのう」状態が感じられる。
■非日常を味わえるのが魅力
水風呂からあがったあとに、チェアでのんびり休憩するのは至福のひとときだ。しかも、この場所は標高1,400mという高原のど真ん中にある屋外の空間。目の前には緑に覆われたスキー場のコースが広がり、山にそよぐ風は涼しく爽やか。そんな非日常空間でサウナを楽しむ特別感がプラスされ、休息の時間がいつもより格別なものに感じられる。
■バーコーナーでドリンク&軽食も
「白馬マウンテンビーチ」のビーチラウンジエリアには自由に利用できるハンモックやチェアなどが置かれ、景色を楽しみながらのんびりくつろげる。また、白馬産のブルーベリーを使ったドリンクやボリュームたっぷりのハンバーガーなどの軽食が食べられるバーコーナーも設置されている。ラウンジエリアもサウナ&ジャグジーエリアも、デッキや壁の色が白に統一されており、夏らしい明るさと涼しさが感じられる印象だ。