■特急「やくも」は山越えをして山陰へ
備中高梁駅を出ると今まで以上に山が険しくなる。長いトンネルを通過すると、峠を越え山陰へ入る。車掌から「進行方向右手に大山が見える」とアナウンス。筆者も含め多くの人が大山を見たり、写真撮影を楽しんでいた。島根県に入ると宍道湖があり、車窓からも楽しむことができる。もうすぐ終点の出雲市駅が近いと感じられる。
■出雲市駅へ行ったら、出雲大社にも行ってみて
特急「やくも」が終点の出雲市へ到着すると、多くの人が降りて行った。乗客の人の中には、キャリーバックを抱えた人もちらほら。実は出雲市駅は出雲大社への玄関口となっている。出雲市駅から出雲大社までは10キロほど離れているため、出雲市駅前からバスか一畑電車(いちばたでんしゃ)を利用して出雲大社へ行くのが一般的。