■登山口? 熊に注意??

 堤防を越えて先に進むと、まもなく日和山登山口。立派な看板が登山者を迎えてくれます。せっかくなので看板裏に書かれた情報までしっかりチェックしましょう。なにしろ時間は十分にあります。そこには震災の津波で削られる前の、かつての日和山の写真もありました。

 いよいよ登山開始。登山口にはバス停を模した標識もありますので見落とさないでください(なにしろサイズがあまりにも……)。

これも登山者のマナーですね

 ルート上には「落石注意」「クマ出没注意」といった看板もありますので、一応注意を払いましょう。もっとも、クマ注意の看板には「熊が出たらあわてず餌をあげてください」と、他の山では考えられないような言葉が続きます(笑)。

 さて、登山口の「バス停」から歩き始めて約10歩。ついに山頂に到着! コースタイムはおよそ20秒というところでしょうか。

 ぐるっと周囲を見渡せば……景色は変わりません。なにしろ標高3メートルですから。

下山口から上ります(?)

 登頂のヨロコビを噛みしめながら、反対側の下山口まで安全に下ってください。“また来てね”と書かれた標識に見送られて、日本一の山を後にします。

■記念に登頂証明書をゲット!

 登山口の看板の後ろにも書かれているのですが、日本一の山に登った証として「登頂証明書」をもらうことができます。

登頂証明書と日和山の案内リーフレットはぜひ欲しい

 日和山からクルマで10分程度、仙台市の施設である高砂市民センターまで行って、受付で「日和山に登頂しました!」と伝え、登頂の記録として写真を見せましょう。イラスト入りで思いのほか立派な証明書を無料でもらえます。これを見ていると、あの短かった道のりが鮮やかに蘇ってくるではありませんか。

高砂市民センター:https://www.sendai-shimincenter.jp/miyagino/takasago/index.htm