触れることができるくらいの近さに!

川沿いでホタルが道案内をしてくれる。ぬかるみにハマらないように要注意です

 そのまま川沿いを進み、灯りを消してしばらく川辺で佇んでいると人懐っこい? ホタルが近くを飛び回ってくれます。

「写真撮れるもんなら撮ってみろ!」的な感じがまた楽しくて、暗闇の中でキョロキョロ、カシャカシャ(笑)。時間を忘れてホタルと戯れることができます。カメラのセッティングを確認しているうち、足元に留って地面を歩くホタルも! しっかり光ることもやめずに楽しませてくれます。

触れられそうなほど近くでホタルグリーンを楽しませてもらう
神秘的な光に癒されます

ホタルが乱舞する森の奥へ!

写真の難易度が高く、ホタルが乱舞する様子をうまくお伝えできないもどかしさ……

 くろんど園地「すいれん池」あたりでも、ホタルが飛び交います。この一番多くホタルが見られるスポットを目指して「くろんど池」方面に向かいます。

 この頃になると、もう夜空にホタルが舞う風景が普通になってきて、カメラを構える回数もすっかり減ってきます。しかし、このタイミングで歩みを止めてヘッドライトを消して振り返ると、今夜のメインディッシュ「ホタルの乱舞」が!

 写真では白い点にしか写ってませんが(撮影が難しい!)、この上下左右に宙を舞うホタルの美しさは、ぜひ生で観ていただきたい。都心に近い里山の自慢の風景です。

 見頃は6月末から7月の2週目くらいまでがピーク。7月末くらいまでは、ホタルの姿を見ることができる。

足元にはサワガニや……
カエルもお出迎えしてくれています!

おすすめソトアソSPOT:
『人懐っこいホタル』体当たりしてくるホタルも。かわくても連れて帰らないでください!
『茨木養蜂園・喫茶がんび』地元交野市が誇る自家採取の国産はちみつを販売。併設の喫茶がんびの「ハニートースト」が絶品です。
『きさいちアオゾラ酒店』クラフトビールと地酒、アウトドアスパイスやソトメシギアを取り扱う酒店です。週末角打ちとクラフトビールの計り売りが近日スタート。

 

ソトアソDATA:
難易度:★☆☆☆☆トレイルに入ってすぐは道迷いに注意ですが、あとは簡単!(ヘッドライトは必須です)
体力度:★☆☆☆☆往復7kmほど(ファミリーでも楽しめます)
行程:京阪電車交野線私市駅〜月輪の滝〜くろんど園地すいれん池〜さわわたりの道の手前〜往路をピストンして〜京阪電車交野線私市駅(ルートタイムの目安はハイキング2時間30分ほど。ホタル鑑賞で立ち止まりばかり…)
アドバイス:私市駅改札を出て、右側くろんど園地方面に向かうとほぼ真っ直ぐの一本道。距離はありますが、緩やかな登りを超えるとほぼフラットです。登りが終わったあたりからホタルに夢中で距離を忘れます。