日常的に音楽を聴いている人にとって、キャンプのときにも音楽がないとさみしいと感じるのではないだろうか。モバイルスピーカーを用意しておけば、屋外であっても常に音楽を楽しむことができる。

 キャンプ場では風で木の葉の擦れ合う音や、川の音など、自然の音を聴いているだけでも十分に楽しいが、さらにお気に入りの音楽をプラスすることで、また格別な音楽体験を味わうことができる。

 音楽を流すことを禁止されているキャンプ場もあるため事前の確認が不可欠だが、周囲の人たちに気を配りつつ、うるさくない程度の音量で楽しんでほしい。

■機能性で選ぶ!  おすすめのモバイルスピーカー5選

テントに吊り下げて使用することができるモバイルスピーカーもある

 モバイルスピーカーを選ぶ際のポイントは、音質だけではなく、防塵・防水性能や、バッテリーの容量など、さまざまな機能面での違いがある。もちろん、高性能な商品ほど高価格になるが、キャンプで楽しむ程度ならば、そこまで高価なものでなくても満足できるだろう。

 屋外だけでなく、家の中でも風呂場や洗面所に持ち運んで使うのに便利だ。その際には防水性能が重要になるが、数値で示される防水性能の高さが「IPX6」以上であれば、シャワーなどの水がかかっても問題がない。「IPX7」以上であれば、誤って水没させてもまず壊れる心配はない。

●【改善版】Anker SoundCore 2

価格/5990円(税込)
カラー/ブラック、レッド、ブルー、ネイビー
サイズ/約168×47×56mm
防水規格/IPX7対応
再生可能時間/最大24時間
 Googleでエンジニアとして働いていたスティーブン・ヤンを中心に設立されたAnkerの商品で、ベストセラーの第1世代SoundCoreから3Wドライバーを6Wドライバーに強化されたアップグレードモデルだ。IPX7の防水性能で水辺でも安心して使用できる。モバイルバッテリーで定評のあるAnkerだけあり、再生可能時間の長さはピカイチ。

●JBL Flip 6

価格/1万2100円(税込)
カラー/Pink、Blue、White、Squad、Red、Black
サイズ/17.8×6.8×7.2cm
防水・防塵性能/IP67等級
再生可能時間/最大12時間
 500mlのペットボトルと同等の太さと重量で、片手でも持ち運びしやすい。オーディオメーカーのJBLの商品だけに、44×80mm径の大きなウーファーと、低音をブーストするデュアルパッシブラジエーターに加え、16mm径ツイーターを搭載した2ウェイ・スピーカー構成を採用した良質なサウンドを味わえる。