キャンプ歴が長くなるにつれ、訪れたキャンプ場の数も増えていくもの。キャンプ場には多種多様な人が訪れる。そんな人の中には、マナーが良い人もいれば、悪くて他人に迷惑をかける人もいる。最近はキャンプブームで、迷惑キャンパーも増えているようだ。
筆者も長年キャンプをしているが、これまでいろいろな迷惑キャンパーに遭遇した。SNSでも迷惑キャンパーに関する投稿を見たことがある人も多いだろう。そこで、筆者がこれまで遭遇した迷惑キャンパーの迷惑行為を紹介する。これを見て、自身の行動も見直すきっかけとしてほしい。
■人のサイトへの侵入や横切り
トイレや炊事場に行くときに、近道だからといって人のサイトに侵入して、横切る迷惑キャンパーがいる。これはかなり多く、横切る人は迷惑行為であることを理解してないことが多い。特に初心者がやってしまう行為なので、改めてご自身の行動を見直してみてはどうだろうか?
■夜中まで音楽を流す
スピーカーの持ち込みを禁止しているキャンプ場もあるが、禁止していないところもある。昼間なら迷惑にならない音量で音楽を流すのは構わないと思う。しかし、夜中の12時くらいまで音楽を流しているグループと遭遇したことがある。しかも訳のわからない民族音楽。これにはかなり参ってしまった。
■楽器を演奏し歌まで歌う
楽器を持ち込んで演奏する人も多い。たしかに自然の中で演奏するのは気持ちいいのかもしれないが、周りからすればすごく迷惑だ。
この前遭遇したのは、ウクレレを弾きながら歌う迷惑ソロキャンパーだ。しかも、ハワイアンミュージック。ハワイ語? 英語? のような言葉で歌っていた。朝からそれを聴かされたので軽くノイローゼになりそうだった。
■早朝から薪割り
キャンプ場の朝はとても静かだ。そんな静寂を台無しにするのが、早朝からの薪割り。やっている本人はそんなにうるさいと思わないのかもしれないが、かなり響く。朝の5時半から薪割りをしている家族がいたのには驚いた。薪割りの音で目覚めるのはあまり良い気分ではない。
■深夜に車のライトを利用して設営する
これは、チェックイン、アウトがフリーなキャンプ場であった話。おそらく夜の11時くらいだと思うが、筆者の横で2人組がやってきて、車のライトを頼りに設営を始めた。車の音もうるさいが、ライトも眩しかった。設営後に、ご飯を食べたりしているので本当にうるさかった。かなりの迷惑行為である。
■迷惑キャンパーの行動から自身の行動も見直そう!
あなたも遭遇したことのある内容があったのではないだろうか? 今回紹介したのは、どれもかなりの迷惑行為だ。こうして見てみると、ほとんどが音に関する行動が多い。キャンプ場では静かにくつろぎたい人がほとんどだろう。それを台無しにする迷惑キャンパーには会いたくないし、なりたくない。ときには、自身の行動を客観的に見てみてもよいかもしれない。