■成功の秘訣は皮をたっぷり使うこと

食材を焼く前にプレヒートしてごま油を敷く

 スキレットをバーナーに乗せ、中火で2分ほどプレヒートして火を止めます。先にスキレットを温めておくと、食材がスキレットにくっつきづらくなります。

餃子の皮を隙間なく敷く
餃子のタネを全体に敷き詰めて押しつける
手でしっかり押し付けてくるむと皮がはがれにくい

 プレヒートしたスキレットに餃子の皮を7枚敷き、餃子のタネを全体に敷き詰めてスプーンやヘラでしっかりと押しつけます。上面にも餃子の皮を7枚乗せて、手でしっかり押しつけます。プレヒートしたスキレットは高温になっているので、火傷に注意してください。

 皮と餃子のタネを密着させておくと、焼く時に皮が剥がれにくく、焼きやすいです。

 中火で1分焼き、ごま油大さじ1、水大さじ1を周りから流し入れて、蓋をして弱火で5分ほど蒸し焼きにします。

■餃子の皮をカリカリ! に仕上げるコツ

スキレットを裏返してお皿に取り出す
滑らすようにスキレットに戻し再び蓋をして蒸し焼き

 片面が焼けたら、焼けていない面が下になるようにお皿に取り出します。滑らせるようにスキレットに戻し入れ、蓋をして弱火で4分ほど焼きます。さらに蓋を外して中火で1分ほど焼いたらできあがり!

 最後にごま油を少し回し入れ、蓋をしないで水分を飛ばしながら焼くと、皮がカリっとした食感になります。

■スキレットならアツアツのままシェアできる

大き目にカットすると見た目に迫力があって楽しい

 スキレットの上で餃子を4等分にカットして取り分けましょう。テフロンのフライパンと違ってスキレットは鍋肌が傷つきづらく、スキレットの中でそのままカットできるので、出来立てアツアツをシェアできます。

 今回は大きいサイズのスキレットを使用しましたが、量を半分にして、小さいスキレットでも美味しくできます。シンプルにしょうゆや酢、こしょうで食べると美味しいです。キムチやコチュジャン、食べるラー油など、お好みの調味料で味変も楽しめます。