■円月島の夕陽であの頃の恋人ムードに
白浜のシンボル「円月島(えんげつとう)」は、海岸沖に浮かぶ小島。海の浸食によって、島の中央に「円月」の形をした丸い穴があるのが特徴で、季節によってこの穴の中に夕陽が収まる日もあり、地元の人や観光客のビュースポットになっている。
「和歌山の夕陽100選」にも選ばれている円月島に夕陽が近づく様子は神秘的で、手をつないで眺める恋人たちも少なくない。自然が織りなす芸術を眺めながら、過ごすのもよいだろう。
■「日本三古湯」の南紀白浜温泉で心を開放
南紀白浜温泉は「日本三古湯」としても有名で、温泉街ならではの足湯や外湯が楽しめる。なかでも「崎の湯」は目の前に雄大な太平洋が広がり、波しぶきが届きそうな壮大な景色を望みながら露天風呂を楽しめる。
また、白浜温泉では「幻の魚」のクエ料理が自慢の旅館も多く、ぜひ二人で味わいたい。温泉で疲れた体を癒した後は、お酒を飲みながら海の幸を満喫し、その日の出来事や観光地について振り返る時間も新鮮だ。
■白良浜散歩で思い出話に花を!
白い砂が広がる「白良浜(しららはま)」は、早朝や夜の散歩に格好の場所。心身ともにリフレッシュした旅で、さらさらとした砂浜を歩きながら、出会った頃からの思い出話に花を咲かせ、パートナーに感謝の言葉を伝えてみよう。静かな海から聴こえてくる波の音は自然そのもので、素直な気持ちを告げるには持って来いだ。
また、ウィットに富んだジョークとして、AmazonのCMで用いられた“いつでもあの頃に戻れる券”を手作りし「まだ使えるかな?」と、おどけて渡してみるのも面白いのでは。パートナーへの思いが伝わり、好感度が増しそうだ。
そんな微笑ましさが初々しく、二人の絆をさらに強くする。夏の白浜は大人の心を開放する魔力がある。