若い頃に手作りした「いつでもあの頃に戻れる券」をパートナーへ。俳優の北村有起哉さんと女優の高野志穂さんが夫婦で演じるAmazonの人気CMの1コマだが、「こんな夫婦になりたい」とあこがれる人も多いのではないだろうか。
そこで、本記事では北村さんのようにパートナーに思いを伝える、和歌山県白浜町の「大人の夏旅」を紹介する。海の絶景、グルメ、温泉などを一緒に堪能することで、きっと素直な思いを伝えられるはず。本来、夏の白浜は家族連れや若者の海水浴が定番だが、大人ならではのワンランク上の楽しみ方で、あの頃のような気持ちに戻ってみよう。
■地ビールランク全国1位の「ナギサビール」で乾杯
「現地に飲みに行きたい地ビールランキング」で全国1位に選ばれたことがある、白浜町の地ビール「ナギサビール」。
直接飲んでも美味しいと言われる白浜の水を使った、独特のやさしい香りとやわらかな風味が特徴で、乾杯から食後のまったりとした時間まで、さまざまなシーンに寄り添うビールと言われている。観光名所の三段壁近くの直営レストランでビールに合う料理を味わいながら、旅の始まりを祝い、パートナーとグラスを傾けよう。
■自然の壮大さを感じる三段壁
三段壁洞窟は、源平合戦で知られる熊野水軍が船を隠した場所と伝えられる。断崖絶壁の名勝で、展望台からは南紀の絶景を眺めることができる。洞窟内の「潮吹き岩」では、海水が噴水のように吹き上がる珍しい自然現象を見ることができ、自然の壮大さが感じられる。
展望台近くは恋人の聖地としても知られ、カップルが鍵をつけるハートのモニュメントがある。南京錠をつけて「2人の愛は一生離れないよ」と、照れながらも気持ちを伝えてみよう。そんな非日常のひとときは、きっとこれから語り継ぐ忘れられない思い出になるはずだ。