■標高2,450mの世界を楽しむために必要なこと
標高が100m上がるごとに一般的に気温は0.6度下がります。計算では2,450m付近では海抜0m付近と比べると14.7℃も気温が低くなります。さらに、雪のある場所はひんやりします。4月から6月ごろの気温は0℃から11℃と低めですが、歩くと暑くなるので着脱しやすい上着を選ぶと便利です。
室堂高原を散策する場合は雪の上を歩くこともあるので、防水性のあるトレッキングシューズを履きましょう。靴底が滑りやすいものは避けてください。また、標高が高いため、雪の照り返しが強いので日焼け止めやサングラスも忘れずに! 晴れの日は眩し過ぎて目が開けられませんし、目の日焼けをすると後々痛みで目を開けられなくなりますのでご注意を。
準備が万端ならゆっくりと立山室堂を楽しく散策することができます。室堂高原を散策すれば、国の天然記念物に指定されているライチョウやオコジョにも出会えるかもしれません。標高2,450mは別世界。初夏に雪に触れることは忘れられない体験になるのではないでしょうか。