■香川県「竜王山」(1060m)
竜王山(りゅうおうざん)は、香川県と徳島県の県境に連なる讃岐山脈の知る人ぞ知る最高峰で、山頂は2つのピークをもち、東が讃岐竜王(1058m)、西が阿波竜王(1059.8m)に分かれている。
現在は山頂直下まで車道が通じていて実は往復1時間程度で登れるが、「奥の湯キャンプ場」から讃岐竜王を経由して最高峰「阿波竜王」まで歩くコースが一般的で、往復コースタイムで約3時間45分の登山道である。
あまり知名度が高い山ではないので、登山道では迷わないように注意が必要。山頂には展望台があり、香川平野から瀬戸大橋、剣山や吉野川平野まで、素晴らしい景色を楽しめる。
四国には数えきれないほどの山があるが、まずは知名度が高く人気のある「剣山」や「石鎚山」がおすすめ。また、普段から登山をしている人は、ぜひ剣山から三嶺のがっつり縦走コースを歩いて「四国で最も美しい山」の景色を楽しんでほしい。
とにかく最高峰が好きなピークハンターは、今回紹介した全ての山「四国4県最高峰」を制覇して、充実の山旅を飾ろう!