車の中で寝泊まりをする「車中泊」や「バンライフ」のニーズは年々高まっている。最近では、ファミリーやグループだけではなく、女性1人で車中泊をするケースも珍しくはない。とはいえ、楽しそうな印象がある反面、女性1人での車中泊は安全面が心配と感じる方も多いのではないだろうか。

 そこで今回は、現役女性バンライファー牧内遥さんに聞いた、車中泊中に体験したエピソードを紹介する。

■楽しかった体験エピソード

車中泊には、すばらしい経験や出会いが待っている(写真:ノブ)

 女性1人での車中泊やバンライフだからと言って危険なことばかりではない。実際に感じた楽しかった体験をお伝えしよう。

●夢のような「非日常空間」と大切なコーヒータイム

車中泊で迎える朝のコーヒータイムは最高(写真:ノブ)

 車中泊やバンライフは、非日常を体験できる。昼は絶景の見える場所でのキャンプ飯。夜には満点の星空の下でゆっくりと時間を過ごし、翌朝にはまた絶景が目の前に広がる。そんな刺激的なバンライフは言わずもがな最高である。

 そんな中でも、ほっと一息ついて自分を見つめ直せるのがコーヒータイム。

 車中泊の醍醐味でもある、車内や野外での食事の中でも、目の前に広がる景色を見ながらいただくコーヒーは格別だという。自分で豆を挽いたり、時間をかけてコーヒーを抽出したりと、コーヒーを淹れる工程にこだわる楽しみもあるそうだ。

 普段よりも時間をゆっくり贅沢に使うことで、さらに非日常を楽しめるようだ。