■魅力3 ゆるっと自転車に乗って、帰りも楽ちん

輪行バッグに収納すると、周囲への配慮は必要だが公共交通機関での移動もできる(写真:大善亨)
コンパクトにまとまるのは、14インチ折りたたみ自転車ならではの魅力(写真:大善亨)
スーツケース程度の荷物に(写真:大善亨)
軽量なので、肩にかけて持ち運びもできる(写真:大善亨)

 意外な走行性能があるのは前述の通りだが、14インチ折りたたみ自転車の価値はその小ささと軽さにあると言ってもよい。各メーカーのモデルにもよるが軽さは9kg未満が多く、持ち運びができる重さの許容範囲だ。よく自動車やオートバイ、ロードバイク等で「軽さは正義」と言われることがある。まさしく折りたたみ自転車も軽さは正義なのだ。

 そのうえ、コンパクト。例えば、行きは自転車で軽快に運動を楽しみ、帰りは輪行バッグに収納して電車、バス、タクシーなど交通機関を利用するといった選択肢も得ることができる。

 サイクリング、旅行先や街ブラで体力を使いすぎて”自転車で帰るのは億劫だ”と感じる人も少なくないはず。帰りがくたびれるからと、自転車に乗らなくなってしまっては元も子もない。ロードバイクのように本気で自転車と向き合うのもありだが、ゆるっと自転車に乗って楽しむ。そんな自転車との付き合い方があってもよいのでは。

■どこでも持っていきたくなる可愛いやつ

今日は何処へ行こうと、14インチ折りたたみ自転車があると行動範囲が広がる(写真:大善亨)
草っ原も折りたたみ自転車と行けば小さな冒険(写真:大善亨)
旅行に持っていき、マイナーなスポット巡りも(写真:大善亨)
街乗りも便利(写真:大善亨)

 折りたたみ自転車と公共交通機関や自家用車を使えば、行動範囲は圧倒的に広がる。シティサイクルやミニベロでは味わえない楽しさだろう。旅行にもキャンプにもどこへでも連れていきたくなる。もはや単なる移動手段を超えた一緒に楽しい時間を過ごすあなたの相棒だ。

 そんな可愛い相棒、14インチ折りたたみ自転車を手に入れて、あなたも外で飛び出してみてはいかがだろうか。