キャンプ上級者がやっている燻製。難しいと思っている人も多いかもしれないが、「キャメロンズ・ミニスモーカー」を使用すれば、簡単に作ることができる。筆者も長年愛用しているが、いろんな熱源でも使用できるので、キャンプだけでなく家庭でも使えるし、見た目もカッコいい。簡単でおしゃれに燻製できるのでおすすめ。使い方から燻製初心者でも簡単にできる食材までを紹介するので参考にしてほしい。

■キャメロンズミニスモーカー

パッケージもおしゃれ(写真:堀田篤史)

 キャメロンズはアウトドアの本場アメリカのブランド。アメリカっぽいパッケージにそそられる人も多いはずだ。Amazonや楽天でも購入できるし、店頭でも販売しているので、簡単に手に入れることができる。

顔が映るくらいピカピカ(写真:堀田篤史)

 見た目は大きめのメスティンみたいで、ひと回りやふた回りほど大きい。ミニという名前だが、収納時のサイズは17.5×30×7cm。ハンドルは折りたたみ可能で、使用時は、17.5×42.5×7cmとかなり大きい。

 材質はステンレス製で、蓋は反射するくらいピカピカで顔が映るくらいだ。重さは1265gと結構重たいが安定している。

構造はとてもシンプル(写真:堀田篤史)

 スモーカーは、本体、トレイ、網の3つの部品で構成されている。複雑な構造ではないので、悩むことはないだろう。

■キャメロンズミニスモーカーの使い方

ウッドチップは少量で十分(写真:堀田篤史)

 使い方は本当に簡単。まず最初に本体にスモークチップをひとつかみほど入れる。スモークチップはなるべく平らにすること。

トレイは食材から出る油を受け止める役割がある(写真:堀田篤史)

 チップの上にトレイと網をのせる。このときチップを平らにならしておかないと網が傾いてしまう。

適度に食材に隙間をつくる(写真:堀田篤史)

 網の上に食材をのせる。ミニサイズだが、6Pチーズとブロックベーコンをのせることができるので、燻製器としては大きいサイズだ。

火にかけて待つだけ (写真:堀田篤史)

 火にかけて10分ほど放置する。チップに火が着いて煙が出てきたら、火から離して置いていても燻製されるので大丈夫だ。

薫色が食欲をそそる(写真:堀田篤史)

 適度に蓋を開けて出来栄えを確認すること。燻製の色になっていたら完成だ。あとはお酒と一緒に食べるべし!