滋賀県長浜市北部にある賤ヶ岳(しずがたけ)は、1時間半ほどで登ることができ、山頂からは琵琶湖と余呉湖(よごこ)が一望できる絶景スポット。
山を下りてすぐにある余呉湖湖畔には、遊歩道があり、ぐるりと回って山や湖の自然が満喫できる。
■美しい景色が眺められる賤ケ岳ハイキング
●見晴らしが最高の賤ケ岳山頂からの景色
賤ケ岳は標高421m、比較的ゆるやかな登りで気軽にハイキングができるスポットだ。最寄りは、JR米原駅から近江塩津・敦賀方面へ向かう北陸本線・JR余呉駅。
賤ヶ岳のハイキングは、分岐点に「山頂まで○○km」と書かれた案内があるので迷いにくく、登山道はなだらかで登りやすい。登山途中も、周辺の集落の田園風景や森林に癒されながら、山頂の絶景を楽しみに登ることができる。
ハイキングコースは主に2つ。ひとつは余呉駅から歩いてすぐの江戸登山口、または大岩山登山口から登るルート。ルートの途中では、賤ヶ岳の戦いで戦死した武将中川清秀のお墓、秀吉が指揮をとった猿ヶ馬場の古戦場などに立ち寄れる。
もうひとつは、余呉駅から歩いて余呉湖湖畔をぐるりと半周した、余呉湖の南側にある国民宿舎余呉湖荘の隣に登山口がある。登山口から、飯浦の峠にある看板を分岐点に賤ケ岳山頂を目指す。
なんといっても、ふもとにある余呉湖と、反対側には琵琶湖まで一望できる山頂からの景色は必見。