NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、大泉洋が演じる源頼朝が鎌倉幕府を開き、日本初の武士政権を立ち上げ、頼朝公の死後に北条氏中心とする13人の御家人が将軍とともに政治を行う合議制を作っていく様を描く。

 頼朝公が幕府を開いた鎌倉は三方を山、一方を海に囲まれた天然の要塞だが、人や物資の行き来には不便な土地であるため、物流を盛んにするため山を切開いた道「切通(きりどおし)が作られた。その内、主要な切通は「鎌倉七口」と呼ばれ、そのなかで最も古道の雰囲気を残しているのが「朝夷奈切通(あさいなきりどおし)」である。

 朝夷奈切通は、鎌倉と天然の良港である横浜の六浦を結ぶ道で、峠の頂上付近には鎌倉の守護神とされる熊野神社も鎮座している。

 今回はそんな歴史ロマンを感じられる『鎌倉殿の13人』のゆかりの地である朝夷奈切通と熊野神社を巡るハイキングコースを紹介しよう。