●フィッシュグリップ

釣れた魚の口を掴むための道具、それがフィッシュグリップ(写真:るあらび)

 ルアーを咥えたシーバスを素手で持つのは大変危険。安全に魚を確保し、リリースするためにも、フィッシュグリップは必須アイテムである。

●プライヤー

魚の口からルアーフックを外すための道具、それがプライヤー(写真:るあらび)

 シーバスの口からルアーフックを安全に外すために使用する。PEラインをカットする刃がついているものが、ルアー釣りでは便利だ。

■シーバスを守るための道具

●タモ網

魚体を傷つけることなく、優しくキャッチ&リリースするための必須アイテム、それがタモ網(写真:るあらび)

 リリースを前提とする場合は、魚へのダメージを最小限に抑えるためにもタモ網が必要。この釣りを始めるマナーとして、ぜひ揃えておきたい。

●ポイント選びのコツ

河口はシーバスの一級ポイント(写真:るあらび)

 シーバスの生息域は非常に広く、例えば以下のようなポイントで狙える。

・港湾部
・河川、河口
・堤防
・磯
・サーフ

 シーバスは汽水域(海水と淡水が混ざり合う海域)を好み、餌となる小魚を求めて回遊する。そのため、河口域は汽水域の一級ポイントとして成立する。ぜひ、最重要ポイントとして必ずチェックしてほしい。もう一つ、ポイント選びの裏技を公開しよう。

 それは地域の釣具屋での情報収集だ。シーバスのポイントは地域性が高いため、いわゆる教科書的な情報よりも、地元のシーバスアングラーから聞き出した情報の方が圧倒的に正確である。そして、このようなローカルアングラーは、地域の釣具屋さんに一人はいる。

 そのため、まずは釣具屋に足を運んで店員さんに相談してみよう。この一手間だけで、最初の一匹のシーバスまでの距離はグンと近づくはずである。