■熱波師検定について

 色々なサウナ施設に行くようになり、「熱波イベント」や「アウフグースイベント」などの言葉を耳にするようになりました。2つの言葉の意味は、サウナ室の中の熱したサウナストーンにアロマ水などをかけ蒸気を発生させ、その蒸気をタオルやうちわなどでサウナ入浴中の方へ送るサービスのことです。熱波を受けると体感温度が上がり、より汗をかきやすくなるのもありますが、何より熱波を送る方々の三者三様のパフォーマンスがエンターテイメントとしてもとても楽しいため、機会があれば積極的に参加するようになりました。この蒸気を送る人のことを「熱波師」や「アウフギーサー」と呼びます。一般の方でも熱波師の資格が取れる「熱波師検定」の存在をSNSで知り、こちらも受講してみることにしました。

サウナストーンに水をかけても問題ないかは施設のルールに必ず従いましょう
アウフグースのイメージ

●検定の内容

 熱波師検定にはいくつか種類があります。映像と資料のみで行うステップCから受講会場での実技があるB、さらに実技を磨くA、プロの熱波師を目指すSなど。私が受講したのは、認定トレーニングバスタオル付きの「熱波師検定B」(17,600円)です。資格取得の流れとしては、試験会場となるサウナ施設にて座学と実技の2種類を受講し完了となります。受講した約1か月後に認定証のカードが送られてきます。

「熱波師検定B」のテキスト
こちらが認定バスタオル。予め二つ折りにして縫ってあります。左上は大きさ比較のためのマグカップ

私が受講した「熱波師検定B」の検定スケジュールの一例(HPより引用)

◯開  始:12時30分
◯座  学:13時00分~13時50分(50分)
・知っておきたいサウナの基礎知識
・サウナの入り方 
◯実  技:14時00分~15時30分(90分 ※人数により異なります)
・バスタオルの違い
・バスタオルの持ち方
・熱風送り基礎
※1回の受講者10名前後(会場、スケジュールにより異なります)

●体力的に比較的ハードな実技

 やはり「熱波師検定」の一番の特筆すべき特徴は実技だと思います。休館日のサウナ施設の浴室内に集まり、現役の熱波師の方からタオルの持ち方のコツや仰ぎ方を習います。手首は出来るだけ使わずに体全体でタオルを頭上から振り下ろし、タオルは出来るだけ地面と水平になるようにします。受講者2名一組となって順番に風を送り、きちんと体に当たっているかどうかを伝え合います。講師の方に分からないところやコツを直接聞きながら、少し慣れてきたところで優しい風、中くらいの風、強い風の3種類を使い分けられるように何度も繰り返し練習しました。

 実技の締めくくりは、通常の温度に温められたサウナ室に入り、受講者の方4名と講師の方々が座っている正面に立ち、「熱波イベント」同様にまず自己紹介をしてから順番に風を送っていきます。4名の受講者を対象に、端の方から順番に優しい風、次に中くらいの風、最後に全力の強い風を1人10回ずつ仰ぎます。休憩なく合計120回連続でバスタオルを振り下ろすので、汗だくになります。慣れない中ではありましたが、この実技を通して、普段仰いでくれている熱波師さんの苦労や大変さを身をもって体験することが出来、有難さが倍増しました。

実際に実技で使用した認定バスタオル。なんと重さは648グラム!
受講後にJSNA熱波師検定講師の井上勝正さんと記念撮影。井上さんは、元プロレスラー
「熱波師検定B」の認定証カード

熱波師検定について(日本サウナ熱波アウフグース協会HP):
http://neppa.jp/kentei.html

 自分の好きなことに関する知識を深めるのは楽しいことですし、身に付くのも早いです。もし興味を持たれた方がいましたら、ぜひ受講してみてくださいね。