■LOGOS
手頃な価格帯ながら、クオリティの高い商品で定評のあるLOGOS。本格的なアウトドアの雰囲気が漂うアイテムの数々に、海外のメーカーと思っている人もいるのでは。
LOGOSの創業者である柴田実昭氏は愛媛県生まれで、大阪市にて船舶用品卸会社に勤務していた人物。戦前の造船、漁業、海運景気に乗り、船舶用品の販売を目的に独立を果たした。昭和40年代に、ポリエステル生地に塩化ビニールをラミネートした防水ウェアを製造販売したところ、海で働くプロから高い評価を受けることになった。それがルーツとなり、現在もアウトドア用レインウェアを生産し販売している。
LOGOSは、常に家族や友人と楽しむアウトドアでは、自然とふれあう時間を最も大切にしたいと考えている。セットアップが短時間で済み、手入れが簡単で、自然に負荷を与えない、誰にでも買いやすい価格で非日常の体験ができる、そんな商品を目指して開発されているのだ。
「Enjoy Outing」を合言葉に、LOGOSはこれからも「屋外と人を繋ぐ第一ブランド」として、キャンパーに愛されるブランドであり続けることだろう。
●neos PANELスクリーンドゥーブル XL-BB
価格/7万7000円(税込)
サイズ/幅300×全長630/520×高さ205cm
LOGOSの2ルーム型テントの先駆けとなった「ドゥーブルシリーズ」は、1997年に登場して以来、仕様や形を変えて進化し続けている。基本構造であるクロスフレームにより耐風性に優れ、寝室部分と居住部分をあわせ持つ2ルームテントは、多くのキャンパーに愛されている一品だ。
DOD、LOGOSとも、独自のアプローチでアウトドアシーン全体に影響を与えているメーカーだ。カマボコテントや2ルームテントなど、商品そのものが一つのキャンプのスタイルをつくり出している。それは、メーカー立ち上げ時の核となる考え方が、現在では多くのユーザーに受け入れられている証しなのだ。