■より快適な車中泊へ
お金をかけない快適な車中泊を実現するのには寝ているときのプライベート空間作りも大切だ。最初はバスタオルなどを使って窓に目隠しをしたが、これでは冷気を防ぐことはできなかった。さらには、結露でバスタオルが濡れてしまうこともあるため、ここはお金をかけてサンシェードを購入。一気に快適な車中泊となった。
他にもあってよかったギアはテーブル、イス、クーラーボックス、カセットコンロなどの自炊セット、S字フック、LEDライト、スピーカー。なかでもS字フックは車内のアシストグリップにS字フックをかけて使うといろいろな物がぶら下げられる。筆者はトートバックをぶら下げ、携帯電話や時計、車の鍵を入れ、なくし物をしないようにしている。これが意外と一番重要だ。
■特別な時間が待っている
車中泊には普段の生活では体験できない非日常が待っている。旅先で手に入れた珍しい食べ物をおつまみに地ビールを味わったり、子ども達と一緒に夜更かしお菓子パーティーをしたり、ちょっとドキドキ夜中のトイレに探検へ行ったり、温泉巡りなど、「お金をかけずにできる車中泊」は特別な時間を演出してくれる。この春、ワクワクを特別な思い出にしてみてはいかがだろうか?