1泊2日でドライブ旅行。でも、宿泊費は安く抑えたい。そんなときにオススメなのが、RVパークでの車中泊だ。RVパークとは車中泊のための駐車場のことで、お手洗いや電源まで完備している施設もあり、焚き火やテント泊はできないものの快適な車中泊を楽しむことができる。

 そんなRVパークのなかに、温泉まで徒歩2分、富士山を拝みながら新鮮な魚介丼まで近隣で楽しめる「RVパーク用宗(もちむね)」というサイトが静岡県にある。今回は愛車のジムニーで満喫したRVパーク用宗の魅力と、近隣施設を併せ紹介する。

■RVパークはキャンピングカーも楽々駐車できる

「RVパーク用宗」では、大型キャンピングカーも楽々駐車可能(写真:ブラボーマウンテン編集部)

 RVパークはキャンピングカーでの車中泊を想定していることが多い。もちろん「RVパーク用宗」にも、大型のキャンピングカーが楽々駐車できるだけのスペースがある。駐車スペースは6台で、1台1泊3,500円。比較的新しいサイトであるため、事前に電話で予約を取ったほうが安心だ。

「RVパーク用宗」には、軽キャンパー専用の駐車場もある

 6台分の駐車スペースのなかに、1箇所だけ他より狭い所がある。ここだけは幅が他の半分程しかなく、軽自動車で車中泊をする「軽キャン」用のスペースだ。他より料金も安く1台1泊2,000円に設定されており、まさにジムニー車中泊にうってつけのスペースだ。

車中泊に向け、ジムニー車内に寝床を準備

 なにはともあれ寝床の準備。温暖な静岡も冬の夜は冷えるため、寝袋の下にはキャンプマットと併せて電気毛布も準備した。各駐車スペースには電源も用意されているが、電源を引き込めないジムニーでも、ポータブル電源があれば一晩は明かせる。海風は防風林が防いでくれるので、揺れや風切り音が気になることもなかった。