■大型化されていくバッテリー

左からCR123、単4電池、単3電池、18650、21700

 LEDの進化がかなりスピーディーで、普通サイズのハンドライトでも明るさが1000ルーメンを超えるライトはザラの世界になってきています。

 ルーメン数が上がれば、当然より多くの電力が必要になります。日本では単4電池×3本や単3電池×2本がまだ主流ですが、最新モデルでは18650バッテリーを使用したモデルも数多く発売されています。海外ではさらに大きな21700バッテリーが主流になりつつあります。

 パワフルなライトは、低ルーメンで使用すると長時間安定して使用することができます。高速で安定して走れる車は低速でスムーズに走れるようなイメージです。

 それではいくつかタイプ別に分けて、フラッシュライトを紹介したいと思います。

■夜間の探検には「オーライト ウォーリアー3」

探検気分を損ねないけど大光量なスポットタイプ

 ナイトハイクする時にメインで使うこのライトは、21700バッテリー(5000mAh)を使用し、最高2300ルーメンで最高300mまで光が飛び、スポット気味に照らします。危険を察知できる程度に周辺も明るく「探検気分」が味わえます。

 スポット光よりも拡散光の方が全体的に明るいのですが、蛍光灯のような雰囲気がして、せっかくの探検気分が台無しになってしまうんですよね……。デザインも良く気分が上がるフラッシュライトです。

■便利なキーライトタイプ「ナイトコア TIP2」

こんなに小さいのにしっかり明るい!

 日常生活でよく使うライトは、やっぱりキーライトが便利です。こちら充電池を使用した長方形のアルミ製ボディがおしゃれで携帯しやすいデザインです。バッテリー残量もわかりやすく、夜間散歩やコンビニへ出かける時の相棒になっています。最高200ルーメンで500mAhのバッテリー内蔵型。