■番外編 異次元のヤバさ ヒョウモンダコ

「ヒョウモンダコ」は死亡事例も発生しているため注意してほしい(写真:photo AC)

 体長10センチほどの小さなタコ、ヒョウモンダコ。唾液にフグと同じ「テトロドトキシン」を含んでおり、噛まれると吐き気や呼吸困難に陥る可能性がある。

 海外では死亡事例も発生しており、釣れたら絶対に触れないでほしい。ヒョウモンダコは興奮すると身体に青い斑点が浮かび上がるが、普段は褐色で毒があるとは全く思えない。小さなタコが釣れたら、直接触らずにリリースを心がけて欲しい。

■海の危険を知った上で釣りに行こう

 自然界はあくまでも弱肉強食の世界。魚は自分の身を守ろうと、毒やトゲをそなえる個体が多い。釣れた魚に毒があるかわからない場合は、触る前に調べよう。不安な場合は迷わずリリースすることを心がけ、楽しい釣行に出かけよう。