「釣りを始めたいけど、どんなロッド（釣り竿）を買えばいいかわからない」釣り初心者は誰しも抱く悩みだろう。まだ自分のスタイルや好きな釣り方が定まっていない初心者にとって、自分のロッドを持つということはハードルの高いことかもしれない。
でも大丈夫だ。この記事で紹介する「ルアーロッド」を1本持てば、様々な釣りに対応することができる。
今回は「最初の一本はこれ」をテーマに初心者にオススメのルアーロッドを紹介する。
■ルアーロッドとは？
ルアーロッドとは、主にルアー釣りで使用されるロッドのことだ。主な長さは8~10フィート（1フィート約30cm）で、ルアー（疑似餌）を自由に操れる長さになっている。
筆者が初心者にルアーロッドをオススメする理由は、万能な点にある。ルアー釣りはもちろん、仕掛けを遠投して釣る投げ釣りや、サビキ針とコマセと呼ばれる撒き餌で誘うサビキ釣り、ウキを海に浮かせて仕掛けを自然に垂らして誘うウキ釣りなど、初心者やファミリーフィッシングでの釣り方なら問題なくカバーできる。また、長さを活かして遠投もできるため、手前から数十メートル先の沖まで幅広く探ることができる。
■ルアーロッド オススメの長さと硬さは？
初心者は9フィート前後のツーピースロッド（2本に分かれる竿）を選ぶといい。持ち運びの良さと様々な釣り方によりフィットするからだ。
釣り場には車や電車、海沿いに住んでいる人は自転車でも行くだろう。筆者はこれまで全ての手段で釣り場に向かったことがあるが、9フィート前後ならどの手段で移動してもトラブルが起こりづらい。車の場合は4〜5人乗りの車にも収まるサイズだ。
硬さはML(ミディアムライト)〜MH(ミディアムハード)を選ぶといい。小さな魚の感触もダイレクトに伝わり、魚とのファイトを楽しむことができる。また、突然の大物にも十分に対応できる。
