■初心者にオススメのリールとは
●スピニング
初心者に最もオススメしたいリール。「ドラグ」というスプールからラインが出てしまうのを抑制する機能を搭載しており、比較的ライントラブルが少ない。また、汎用性が高く、1つ持っていればさまざまな釣りに対応できる。コスパや快適性を求めるならば、スピニングリール一択だろう。
●片軸リール
黒鯛の落とし込み釣りや、イカダ釣りなどで用いられるのが片軸リール。仕組み上、足元や数メートル先のポイントに使用する設計のため、遠投にはコツがいる。また、上位モデルではドラグの機能がないものもあり、かかった魚とのやりとりにコツがいるため玄人向きと言えるだろう。
●両軸リール
道糸を直角に巻き取っていくので巻き上げる力が伝わりやすく、船釣りや磯や防波堤などのオカッパリから大型の魚を狙うときに適している。ブラックバス釣りで使用する「ベイトリール」も両軸リールの1つだ。両軸リールはスプールの回転と道糸が出ていくスピードが合わなくなった時にバックラッシュ（道糸が絡まる）するため、扱いに慣れるまで時間がかかる。
■おすすめの番手は？
番手とは、リールのサイズのこと。メーカーによってサイズ感は若干変わるが、数字が大きくなるにつれて大きくなり、目的の魚のサイズに合わせたセレクトが重要となる。最初の1つには2000~2500番台くらいがオススメ。このくらいの番手はサイズ感や巻くことができる糸の号数が程よく、投げ釣り、サビキ釣りなどのファミリーフィッシングから、ルアーや磯でのウキ釣りなど、どんな釣りにも対応ができる。また、突然の大物がかかった時も十分にやり取りができるので安心だ。
