ドラマ『北の国から』や、ラベンダーで人気の北海道、富良野。夏は多くの人が訪れる有名な観光地だが、実は冬がとても楽しいことは意外と知られていない。冬にしか見れない景色や体験できないことが盛りだくさん、そんな冬の富良野の魅力を紹介しよう。

■世界が認めた雪質「富良野スキー場」

<富良野スキー場>富良野盆地と十勝岳連峰を眺めるロケーション抜群のスキー場

 富良野スキー場は国内のみならず、海外からも多くのスキーヤー、スノーボーダーが訪れる世界が注目するスキーリゾートだ。「世界一」と名高い北海道内陸部特有の乾燥した雪は、まるで空気のような全く抵抗を感じさせない極上のパウダースノーが堪能できる。11月下旬の初滑りからゴールデンウィークの春スキーまでと、シーズンも長い。富良野の市街地からも近く、車で10分走るとアフタースキーで観光を楽しむこともできる。

・住所:〒076-8511 北海道富良野市中御料
・TEL:0167-22-1111(新富良野プリンスホテル)
・アクセス:札幌から道央自動車道(札幌IC-三笠IC)・道道美唄富良野線(三笠IC-桂沢-富良野間)経由で114km(約2時間)。または、道央自動車道(札幌IC・滝川IC)・国道38号線経由で143km(約2時間20分)。

・ホームページURL:https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/
※営業日時はホームページよりご確認ください

■上空1000mからの絶景体験「熱気球フライト」

<熱気球フリーフライト>熱気球の遊覧飛行は冬限定のアクティビティ

 轟音をあげ炎と共に飛び立つ「熱気球フリーフライト」は富良野の冬を代表するアクティビティの一つ。高度300〜1000mから富良野盆地を見下ろし、十勝岳連峰や夕張山地を眺めながらの空中散歩が楽しめる。山々に囲まれた盆地は天気が安定しやすく、畑が多く建物が密集していないため、まさに熱気球に適した環境と言える。熱気球は気象条件に大きく左右される乗り物。特に風の影響を受けやすく、風速2m程度の風でも飛行が困難になるため、早朝の風の穏やかな日限定の開催となる。気球の操縦方法は上下の移動のみ。高度ごとに変化する風向きをパイロットが読みながら舵取りを行う。行き先はその日次第、360度に広がる空からの絶景が楽しめる。

富良野ネイチャークラブ
・料金:大人1万5000円、小学生1万円
・住所:〒076-0034 北海道富良野市北の峰町10-22
・TEL:0167-22-1311
・料金:大人1万5000円、小学生1万円

・ホームページURL:https://www.alpn.co.jp/
※営業日時はホームページよりご確認ください