■1000円デイキャンプは意外にも快適だ

テーブルとコップ、木の皿はセリアで購入した

 テーブルは高さ9cmほど。天板も決して大きくないが、1人分の食器を置くのには丁度よい。脚を折り畳むことが出来るので、車に積んでおくのもよさそうだ。簡単な作りではあるものの、安定感がある。

芝生の上に並べるといよいよテンションも上がってくる

 グッズを実際に並べてみると、かなりデイキャンプらしくなった。ダイソーで330円だったイスの座り心地はそれなりだが、平地であれば背もたれに力をあずけられる。ただ、芝生の上では場所によってひっくり返りそうになったので注意も必要。もう少ししっかりした商品が550円で販売されていたので、快適性を求めるならそれも良いだろう。

コップのふたが外せるのも便利なポイント

■注意しなければいけないことも確認しておこう

 330円で購入できる使い捨てのインスタントコンロは優秀だが、コンロ全体が熱くなるので、やけどにも注意が必要だ。火を扱う際には常に危険もついて回ることを意識して、消火用の水を用意しておくなど、細心の注意を払って行おう。

 また、今回の検証は自宅の庭だったが、火を使ってもいい場所はごく限られている。必ず施設の規則に従って楽しむようにしてほしい。

 イスやテーブルなども普通に使用する分には問題ないが、安定性や耐久性に優れているとは言えない。不安定な場所で背もたれに体を預けたり、無理に重いものを置いたりしないようにしよう。

 今回使用したアイテムは、コンロ330円、イス330円、テーブルとカップ、木皿が各110円の合計990円。火が燃え尽きるまでの約1時間、意外にも快適に過ごすことが出来た。ただ、この日はかなり日差しが強かったので、日よけになるものがあるとより良かったかもしれない。そういった点では、1000円の限界も感じた。

 くれぐれも正しい使い方で、1000円でデイキャンプに挑戦しよう。