キャンプで面倒なのが「洗い物」だ。カレーやスペアリブなど脂っこいキャンプ料理を作ったあとは、道具を洗うのが大変になる。使った道具を水に浸したまま置きっぱなし…… なんてことも。
そこで今回は「洗い物」の手間を解消する5つのコツとアイテムを紹介する。洗い物の負担を軽減することで、充実したキャンプを楽しもう。
■その1 キッチンスクレーパーで拭き取る
油で汚れた調理道具を洗うときに便利なのがキッチンスクレーパーだ。キッチンスクレーパーとは、食器や調理道具に残った汚れをきれいにするスパチュラ（ヘラ）のこと。
油でギトギトに汚れたフライパンをスポンジで洗うと、スポンジがギトギトになって使い物にならなくなってしまう。キッチンスクレーパーを使えば、フライパンや食器などに残った汚れを簡単に落とすことができ、洗い物を短時間で済ませることができる。カーブにもフィットできるようなシリコンやゴムなどの柔らかい素材のものが多いので、調理道具や食器が傷つく心配もない。
■その2. アルカリ電解水で拭き取る
スクレーパーのあとにアルカリ電解水を吹きかけキッチンペーパーなどで拭きとれば、炊事場に行く前にほとんどの汚れを片付けることができる。
アルカリ電解水の特徴は、油汚れなどの酸性の汚れに強いこと。食器はもちろん、油がハネたコンロにも使える。スプレータイプのほかに泡タイプもあり、液が流れることなく汚れに密着しやすいので簡単に落とすことができる。
