■その3. お湯を活用する

 ベタついた油汚れはお湯で洗った方が手早く済ませられる。お湯が出ない炊事場も多いので、沸かしたお湯は保温できるポットに入れておけばわざわざ沸かす手間もない。お湯を使えば、寒い日のキャンプでも快適に洗うことができる。

 

■その4. 持ち運べるシンクを使う

取っ手つきなら片手で持てるので持ち運びしやすい

 テントサイトから炊事場までの距離が遠いときは、「洗い物」の持ち運びが億劫になりがち。そんなときに便利なのが持ち運べるシンクだ。

 大容量のカゴ型、コンパクトに畳めるバッグ型など種類も豊富。食器を洗うだけでなく、ギアを収納したりゴミ袋をセットすれば、ゴミ箱として使えたりするのでさまざまなシーンで活躍する。防水加工で濡れた衣類なども入れられるので、雨の日のキャンプにも重宝する。

 

■その5. 持ち運べるシンク+ジャグでその場で洗う

ちょっとした汚れを洗い流したいときにも便利

 持ち運べるシンクとジャグさえあれば、テントサイトで洗うことも可能だ。雨の日でもテントサイトで洗ってしまえば、炊事場へ行く必要もない。調理し終わったら、とりあえず道具を水に浸しておけるのでつけ置き洗いもできる。シンクとジャグのサイズも豊富なので、人数によって大きさを選ぼう。

 キャンプ道具の中でも二の次になりやすい洗い物グッズだが、揃えるだけで洗い物が驚くほどラクになる。洗い物が短時間で済むことで、その時間をほかのことを楽しむ時間に使える。気になっている人はぜひ試してほしい。