■重量と動きやすさ(ストレッチ性)
ジャケットとパンツを合わせた重量の実測値は、パタゴニア=653g、ミレー=491g、モンベル=468g(モンベルは付属の収納用スタッフサックは含まず)という結果。
動きやすさと言う点では、生地自体のストレッチ性が高いミレーに歩があるが、裁断パターンの良さと生地表面の滑らかさの高いモンベルも申し分ない。少し厚手のパタゴニアはゆったりめのデザインで動きにくいということはないが、生地がややゴワついた感じはする。しかし、藪に突っ込んだり、岩角にこすれたりするような山行や、作業などで着用しなくてはいけない場面では間違いなくパタゴニアが安心できる。
次回の【後編】では、各部のディテールと使いやすさを検証する。