■旨さ3割増しのキャンプ飯が食べたいなら
日本とアメリカでは、BBQのスタイル自体が違うことをご存知だろうか。
日本のものは「焼肉スタイル」と呼ばれ、焼けた食材を各々が網から直接食べるのが一般的。対して、アメリカではホスト役が焼いて、客人のお皿に盛って振る舞うスタイルだ。アメリカンスタイルのBBQは長時間、低温で肉を焼いたり、蒸したりするのが特徴で、そのために使う調理器具も根本的に違う。一般的な焚き火台でできるのは、日本スタイルのBBQである。
料理にチャレンジすることは、焚き火の上達に繋がる。火に慣れ、火加減が理解でき、火の扱いが上手くなるからだ。科学的根拠はないが、ちょっとくらい失敗して焦げたとしても、外で食べる料理はとにかく美味い。
焚き火台の多くは、簡単に焼き網がセッティングできる。料理にこだわりたいなら、その中でも焼き床が広いモデルを選びたい。鍋とグリルを同時進行できて便利だし、焼けた食材を逃がして保温もできる。また、焼き網を外さなくても薪や炭の追加ができるタイプをチョイスすると手間が減る。