日々のオフィスでの仕事にストレスを感じ、たまには美味しい空気を吸いたい! 自然と一体化したい! そんなアウトドア志向が疼いている読者は多くいると思います。
ただ、出かけるにしても、いつも同じ場所や地域で遊んでしまう、冒険するよりなじみの場所に収まってしまう人も多いのが現実。そんなのはモッタイナイ! 日本にはまだ遊べる所がたくさんあるぞ! ということで、今回は意外と知られていないアクティビティ満載の島『壱岐』にスポットを当ててみました。
■壱岐はどんなところ?
長崎県壱岐市は福岡県と対馬の中間に位置する、玄界灘沖の小さな島です。南北約17km、東西約15kmと車で1時間もあれば回れてしまうほど。
あら可愛らしい、と侮ることなかれ。壱岐は対馬海流と日本海流がぶつかり合う場所にあるため、海産物の美味しさには定評があるのです。アワビやウニはもちろんのこと、夏にはイカ、冬にはブリやマグロなどの高級魚が盛んに獲れる、実に豪華な島と言えましょう。
また、対馬暖流の影響で夏は涼しく、冬は暖かい気候です。大都市圏の夏の、蒸し風呂かと思う熱気を知る人には正にオアシス。
アクセス起点となるのは福岡・佐賀・長崎の3県。福岡は博多港から高速船が出航しており、約1時間で壱岐市の郷ノ浦港・芦辺港へ入港します。佐賀の場合は唐津東港からのフェリーを利用。そして長崎は長崎空港から壱岐空港まで約30分の旅となります。
■壱岐で楽しめるアクティビティ
さて、壱岐にはどのようなアクティビティがあるのでしょうか? 全てを紹介すると膨大になるので、ここでは壱岐を訪れた際には外せない3大アクティビティを紹介したいと思います。
●壱岐イルカパーク&リゾート
芦辺港から車で約15分、壱岐島の北に位置する「壱岐イルカパーク&リゾート」は、2019年にリニューアルオープンしたばかり。
天然の入江を利用した海浜公園には5頭のイルカが泳いでいます。イルカショーや餌やり、さわったり一緒に泳いだりできるふれあい体験は、お子さんに喜ばれること間違いなし。水族館とはまた一味違う距離感が魅力的です。
また広大な施設の中にはキャンプやBBQを楽しめるエリアが! Dolphin Park Campはイルカが泳ぐ入江から程近い場所でのキャンプが可能。snow peakのギアをまるっと貸出してくれるので、わざわざ大荷物で移動する必要はありません。
夜は満点の星空の下、壱岐牛と壱岐野菜をふんだんに堪能できるBBQを楽しみましょう! 1日1組限定なので特別感も高まります。
その他、SUP体験や、大自然の中でのピラティスにカヤックと、イルカパーク内だけでも楽しめるアクティビティがモリモリ。近隣の海では船釣りや堤防釣りなども可能です。ファミリーで訪れるのも最高ですが、女子旅にもおススメ。イルカと触れ合い、カヤックでコバルトブルーの海を満喫し、疲れたら施設内のカフェでお茶。夜にはBBQとキャンプが待っている! なんて1日を過ごせば、また新たな絆が生まれるかもしれません。
例えば島内の他の場所でキャンプがしたい場合は、テントなどを貸し出してくれるサービスもあります。
【施設詳細】
名称:壱岐イルカパーク&リゾート
住所:長崎県壱岐市勝本町東触2668−3
アクセス:芦辺港から車で約15分
https://ikiparks.com/
【キャンプ情報】
プラン名:Dolphin Park Camp
実施時期:通年
チェックイン:15時
チェックアウト:10時
可能宿泊日数:1泊2日
定員:1日1組限定(最小2人~30人まで)
料金:20,000円(子供料金:寝具・食事なし 11,000円 / 寝具or食事のみ 16,500円)
※屋外簡易シャワーのみ
https://ikiparks.com/activity/camp/dolphin-park-camp/