■美しき清流と川面から見る藤の花
上流域と同様、川と並行して無料の板取ふれあいバスが走っているため、スタートもゴールも自由に設定できる。バスの時刻表は前回の記事を参考にしてもらいたい。
(平日用時刻表)
https://www.city.seki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000004/4993/chiiki-itadori-weekday(20210401).pdf
(土日祝日用時刻表)
https://www.city.seki.lg.jp/cmsfiles/contents/0000004/4993/chiiki-itadori-holiday(20210401).pdf
川へはGoogleマップの衛星写真で事前にアクセスできそうなポイントを確認しておこう。川沿いの道(和紙の里街道)はサイクリングロードとしても最高に気持ちいいから、自転車を使った回送方法もありだろう。
僕の場合、上牧橋付近から、大きな堰堤手前の旧長瀬橋付近までのおよそ7kmがいつものコースだ。全体的に水量は少なめで、上流域と同様に水深のありそうな流芯を読んで操船する必要がある。とはいえ、そこまで難しいルート取りは必要ではないし、底が擦ったら川を歩けばいいだけのことだ。
上流部同様、6月になると鮎釣りが解禁されるため、やはりベストシーズンは5月。特に5月の初旬ごろだと、川までせり出してきた藤の花を堪能することができ、なんとも優雅な花見川下りも満喫できる。
前半部分は、そこそこの瀬もあって純粋に楽しい。特に前日に雨が降るなど、普段よりやや増水気味の時に下ると、底を擦ることもなく快適な川下りを楽しめる。