BRAVO MOUNTAIN トラベル イタリア在住ライターが2千年前の港跡を歩く! ローマ近郊・日帰り遺跡ハイキング【ブーツの国の街角で vol.21「フィウミチーノ」イタリア/ラツィオ州】 画像・写真:イタリア在住ライターが2千年前の港跡を歩く! ローマ近郊・日帰り遺跡ハイキング【ブーツの国の街角で vol.21「フィウミチーノ」イタリア/ラツィオ州】【合計12枚】 2023.11.24 トラベル 名所・観光 ローマ近郊の街フィウミチーノには、古代ローマ時代に造られた港の遺跡が残っている。広大な面積を誇るこの遺跡巡りは、行楽シーズンの日帰りハイキングにも最適だ(1/12) フィウミチーノ空港から車で5分程度の場所にある古代ローマ港の遺跡「Scavi di porto di Roma」(2/12) ローマ人にもあまり知られていない遺跡とあって、敷地内は貸切状態だった。緑豊かな盆地をゆったりと散策でき、所々に現れる遺跡も見学できる最高のハイキングコースだ(3/12) 緑の草木に覆われたレンガの壁を辿っていくと、2千年前の遺跡が姿を現した(4/12) 古代ローマ皇帝クラウディオの柱廊と名付けられた遺跡。1930年の発掘調査で発見され、再現された。当時は倉庫として利用されていた(5/12) クラウディオ帝の港のドックの再現図。この長方形のプールのような場所で古代ローマの船の修理や建造が行われていた(6/12) 現在のドックの姿。プールの水はほんの一部しか見えず、パッとみると森の中の池としか思えない(7/12) 船から荷上げされた品々を仕分けし、保管していた倉庫の跡(8/12) 大きな一塊の倉庫の中は、それぞれ均等な四角い部屋に仕切られている。市場のように品物によってブースを分けて、販売などもしていたのだろうか、と思わせる造りだ(9/12) トライアヌス帝が西暦100〜112年にかけて増築した六角形の港の復元図。港は33ヘクタールの面積があった(10/12) 港を取り囲むように造られた倉庫群の遺跡も残っている(11/12) 船が停泊していた港の水面の一部が倉庫の上から見える。今では水鳥たちの憩いの場になっているようだ(12/12) 記事本文に戻る