昨年からアウトドアイベントの開催自粛が増え、体力を持て余している皆さんに朗報!

 地図を頼りに道なき道を進む、イギリス生まれの山岳ナビゲーションイベント「OMM(Original Mountain Marathon)」の入門編「OMM LITE/BIKE」が、今年も開催されるとのニュースが届いた。しかも、例年7月に開催されている東日本大会だけでなく、2021年は5月に西日本でも開催されるらしい。

■「OMM」と「OMM LITE/BIKE」って、一体どんなイベント?

「ナビゲーション」とは、地図とコンパスを使って、山野に設置されたポイントを通過する時間を競う野外競技のこと。オリエンテーリングやロゲイニングとも呼ばれる

 「OMM」とは「Original Mountain Marathon」の略称で、1968年からイギリスで開催されてきた世界でもっとも古い山岳レースのこと。

 通常のトレイルランニングやマラソンの大会とは異なり、このレースには定められたルートが存在しない。参加者たちは地図とコンパスを頼りに山を読み解き、歩きやすいと思われるルートを自ら判断して選び、道なき道を進まねばならない。そして、指定されたいくつかのチェックポイントを通過しながら、1泊2日でゴールを目指すレースなのだ。

チームメイトと相談しながら地図を読み解いていくことこそが大会の醍醐味

 体力や経験があった方がもちろん有利ではある。しかし、読図能力や背負う宿泊装備や食料のセレクトも勝敗を分ける重要な要素となる。必ずしも体力自慢が勝つわけではないゲーム性の高さが、このナビゲーションレースの面白い部分であり、人気を集める理由となっている。

地図を頼りに、こんな小さなチェックポイントを探し出さねばならない

 高い山岳スキルを要求されるOMMに対し、今回開催が発表された「OMM LITE/BIKE」は標高の低い里山を舞台に行われ、ナビゲーション初心者でも気軽に参加できることが特徴だ。OMM同様2日間に渡って開催されるが、スタート地点は両日とも同じキャンプ地なので重たい野営装備や食料を背負う必要もない。
 参加者は必ず2〜5人のチームを組んでエントリーしなければならない。移動手段は、ランか自転車の2つから選べる。

「OMM LITE/BIKE」は自転車かランのどちらで参加するかが選べる