■味の決め手はハリッサ

市販品のペーストを使用

 全体が混ざったところでハリッサを投入し、さらに混ぜる。

 ハリッサとは、唐辛子をベースにスパイスを加えてペースト状にしたもの。市販品のペーストが使いやすく、ぼくはいつもカルディコーヒーファームの瓶詰品を使っている。より手軽なチューブタイプもある。

 ハリッサの量は小さじ1くらいで十分だ。意外と塩味が強いので、多く入れると仕上がりがしょっぱくなってしまう。

■ハリッサとレモンの相乗効果

シェラカップ1杯分が出来た

 かくのごとし。肉と缶汁とハリッサが渾然一体となり、ミックスビーンズにまんべんなくまぶされば“缶成”であります。

 ひと口頬張ると、まずやってくるのはハリッサに含まれるクミンのエスニックな香り。そこにすかさず、やきとり塩レモンの甘じょっぱさと爽やかさがやってくる。それぞれの味は良く知っているけど、両者が合わさるとぜんぜん違う味に変身するのだなあ。とくに、ハリッサとレモンの相性が好印象。

 ヒヨコ豆と青エンドウはコリコリ食感で、レッドキドニーはねっとり食感。それぞれに細かくほぐれたやきとりがまとわりついて、味に不足なし。

狭いシェルターでもなんとか作れる!

 今回の缶々クッキングは、加熱する必要がなく、水も使わない。そのため、火や水が使えない災害時にも役立つはずだ。

 また平時においても、たとえば登山で悪天候に見舞われ、テントに停滞しているときなどに便利だろう。なにしろ調理工程は混ぜるだけなので、狭いシェルターの中でも作れますぞ! 

 

〈今回の缶詰情報〉

いなば食品「ミックスビーンズ110g」

ホテイフーズコーポレーション「やきとり 塩レモン味70g」

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