■足元で大物を引きずり出す! 釣り方のコツと狙い目
足元の大物に口を使わせるコツは、とにかく壁際すれすれでルアーを動かすことだ。
できるだけ壁際に沿って仕掛けを真っ直ぐ海底まで沈め、オモリの着底を糸のたるみや竿先で確認する。その後、竿先を軽く上下させて仕掛けをチョンチョンと動かしアピールする。
さらに、岸壁のスリットに浮いている個体も意識して、時折ルアーを大きく持ち上げるアクションを入れるのも、大物を反応させる重要なコツだ。
効率よく釣っていくには、数回動かしてアタリがなければそこには魚がいないと見切り、2m程移動して探るといった具合に、足元をテンポよく探っていくのが釣果を伸ばす最大の近道である。
また、大型を狙うなら時間帯は「夜」がおすすめだ。夜行性のカサゴは、日が沈むと警戒心を解き、慎重な大型個体もエサを求めて足元の浅い場所まで浮いてくることが多いからである。
■【重要】堤防釣りで注意すべき「安全とマナー」
大型が期待できる夜釣りは魅力的だが、視界が奪われるため日中以上に危険が伴う。また、漁港などでは近くに民家がある場合も多く、騒音や駐車スペースへの配慮も必要だ。
日中も同様ではあるが、夜は万が一の落水に備えて必ずライフジャケットを着用してほしい。両手が空くヘッドライトや、滑りにくい靴も必須の装備である。
そして、ゴミは必ず持ち帰る、立ち入り禁止区域には入らないといったマナーを厳守していただきたい。自分の身を守り、釣り場環境を保全することが、長く釣りを楽しむ絶対条件である。
安全対策とマナーを万全に整えたなら、あとは実践あるのみだ。今度の休日は、沖に向かって力いっぱい投げる手を一度止め、まずは自分の「足元」をじっくりと狙ってみてほしい。今まで見たこともないようなサイズのカサゴが、あなたのすぐ下で息を潜めているかもしれない。