■千代田区最南端から一転! 北上しついにゴール
虎ノ門、新橋ときて、ついに千代田区の最南端にやってきました。千代田区=ほぼ江戸城理論に従えば、千代田区の最南端はすなわち、江戸城の最南端ということができるかもしれません。
昨年、運用が停止となった首都高のKK線。土橋入口のあたりが、ちょうど千代田区最南端の隅となっています。つまり、ここは昔お堀であり、水面だったわけです。このお堀は、昭和30年代に高速道路(KK線)を作るために埋め立てられました。
そして、作られた高速道路の高架の下がレストラン街となり、英語で回廊や廊下を意味する「コリドー」と名付けられ、コリドー街となりました。
Fenix 8の地図モードで確認しても回廊っぽくなっている様子がわかります。
現在、有楽町の横にある銀座インズなども、外堀を埋め立てて作られた高速道路の高架の下です。
銀座インズの前身である「有楽フードセンター」は、1958(昭和33)年に開業しているので、すでに還暦を越えています。
銀座インズは、千代田区と中央区の区境があった外堀を埋め立てて建設したため、銀座インズの住所は「銀座西」という存在しない住所になっています。
さて、そんな銀座の脇をぬけ、さらに北に進むと東京駅の八重洲口を過ぎ、常盤橋を過ぎ、いよいよ日銀が見えてまいりました。
スタート地点のことを思い出していただきたいです。そう、日銀通りの横の路地がスタートだったのです。ついにやって来ました。今まで特に言及しませんでしたが、スタートからここまで7時間経過しています。
もう、足はふらふらで棒のようになっています(普段運動を全くしないため)とはいえ、好きでやってるのでかまわないのですが。
日銀から千代田区の区境にそって歩くと、山手線の内側にちょっとだけ中央区が入っている場所があります。ここに竜閑橋の親柱がある小さな植え込みがあります。竜閑橋はそう、まさに最初に辿って歩いた竜閑川にかかっていた橋があったところなのです。井上龍閑の屋敷がまさにこのあたりにありました。
そして、この竜閑川にそってしばらく歩くとスタート地点の千代田区鍛冶町と中央区日本橋室町の区境に到着。Fenix 8の時計で時刻を確認すると、すでに16時を過ぎています。
千代田区一周はおよそ7~8時間かかりました。歩いているうちに思ったのですが、千代田区を区境に沿って一周するということは 「そのまま、江戸城の一番外側をぐるりと廻ることにほかならない。」のではないでしょうか?
なぜなら、前編で訪れた昌平坂あたりから、飯田橋、四ツ谷、赤坂、溜池、日比谷と、すべて江戸城のいちばん外側にあった外堀沿いを歩いているからです。
当たり前だと言われればそれまでですが、実際に歩いてみて、そんなことを強く感じました。
今回は、江戸城=(ほぼ)千代田区。これだけでも、覚えていただけたらと思います。
というわけで、千代田区一周が終了しましたが、スマートウォッチのGarminで計測した記録をみてみましょう。
千代田区一周の距離はおよそ24.7km。約8時間。途中、飯田橋のカフェで40分ほど休憩したのと、操作に手間取って20分ほどロスしているので、ちょっと時間が多くなっているけれど、概ねこれぐらいの時間がかかったようです。
ピッチ(1分間に歩いた歩数)をみると、90~100あたりで、だんだん落ちてるのが面白いところです。
改めていいますが、こうやって自分の生体データが後で見返せるということがわかると、逆に運動したくなりますね。
これはちょっと楽しい……。